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春は苦味
春と薬膳
春は動物が冬眠から覚め、木々が芽を吹き、
自然界では「陽気」が増加します。
人も同様に陽気が増えます。気血が体に集まり
新陳代謝も盛んになり、細胞も活性化されます。
風邪(ふうじゃ)による症状はおもに上半身に現れます。
健康な状態なら、風に少々当たっても病気になりませんが、
春の風は下から上に向かって吹くといわれており、
体力や抵抗力が低下しているときに風にあたると
風邪(ふうじゃ)に犯されてしまい、
頭痛や鼻づまり、くしゃみ、咽頭痛ほかいろいろな病気が起こると考えられています。
風の邪気はよく動く特徴があるため、症状もいろいろです。
冬に悪くなった体内から毒素を出すために
苦味の山菜類・セロリ・くちなしの実・タンポポ・春菊・菊花など(上半身の熱をさます)
ショウガ、ネギ、シソ、豆、コリアンダー(邪気を発散する)ものを
食すと良いといわれています。