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大殿筋と骨盤後傾の関係
大殿筋は、お尻の筋肉の一つであり、ここが硬いと骨盤が後傾しやすいです。
この筋肉が硬くなっている人が多くみられます。
骨盤後傾は、骨盤が前に傾くことではなく、後ろに傾くことを指します。骨盤の位置が正常でなく、後傾していると、以下のような影響があります。
1. 姿勢の悪化:骨盤後傾により、背骨のカーブや腰椎の位置が変わり、姿勢が悪くなる可能性があります。これにより、背中の痛みや腰痛が引き起こされることがあります。
2. 大殿筋の働きの低下:骨盤後傾により、大殿筋が伸ばされ、緊張が減ることがあります。大殿筋は、お尻の筋肉であり、骨盤の安定性を保つ役割を果たしています。そのため、骨盤後傾による大殿筋の働きの低下は、骨盤の安定性が減り、さらなる姿勢の悪化や腰痛のリスクを高めることがあります。
骨盤後傾を改善するためには、正しい姿勢の維持や適切な筋力トレーニングが必要です。特に、大殿筋の強化を行うことで、骨盤の安定性を向上させることができます。さらに、適切なストレッチや柔軟性の向上も重要です。
骨盤後傾を改善するためには、以下の方法が有効です。
1. 正しい姿勢の維持: 骨盤の位置を正常に保つためには、正しい姿勢を意識することが重要です。長時間の座り仕事やスマートフォンの使用などで、姿勢が悪くなることがありますので、意識的に背筋を伸ばし、骨盤を立てるようにしましょう。
2. 大殿筋の強化: 大殿筋を強化することで、骨盤の安定性を向上させることができます。スクワットやランジなどの下半身の筋力トレーニングを行い、大殿筋を鍛えましょう。また、ヒップリフトやバードドッグなどのお尻を意識したエクササイズも効果的です。
3. 柔軟性の向上: 骨盤後傾により、大殿筋が伸ばされることがありますので、柔軟性の向上も重要です。ヒップストレッチやハムストリングストレッチなど、お尻や太ももの筋肉を伸ばすストレッチを取り入れましょう。
骨盤後傾は、日常生活の中で起こりやすい姿勢の悪化によるものです。注意深く姿勢をチェックし、適切な筋力トレーニングとストレッチを行うことで、骨盤の安定性を向上させ、骨盤後傾を改善することができます。