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枕の選び方に注意!殿様枕症候群の危険性
「殿様枕症候群」ご注意、高くて硬い枕に脳卒中のリスク
高い枕を使っていることが脳卒中の一因である「特発性椎骨動脈解離」の発症リスクになっていると、
国立循環器病研究センターの研究チームが発表しました。首への負担がリスクと考えられ、
チームは「殿様枕症候群」と名付けて注意を呼びかけていいます。論文が国際学術誌に掲載されました。
特発性椎骨動脈解離は首の後ろの椎骨動脈が裂けてしまう病気のうち原因不明のタイプを指し、
15~45歳の若い世代では脳卒中の8~10%の原因とされます。と発表されました。
殿様枕症候群は、枕が高すぎたり柔らかすぎたりすることで首や背中の自然なカーブが崩れ、姿勢が乱れることが原因とされています。
これにより、首や肩の筋肉が過度に緊張し、痛みやこりが生じる可能性があります。
適切な枕を選ぶ際には、自分の寝姿勢や体格に合った枕を選ぶことが重要です。
一般的には、寝ている間に首の自然なカーブを保つことができる高さや硬さの枕を選ぶことが推奨されています。
また、枕の交換時期も定期的に見直すことで、枕の劣化や変形による姿勢の乱れを防ぐことができます。
殿様枕症候群は症状が軽いうちに適切な対策を取ることで改善することが可能です。
適切な枕を選んで健康な睡眠環境を整えることで、首や背中の健康を守り、殿様枕症候群を予防しましょう。