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腸腰筋からくる腰痛、股関節痛。
脚を持ち上げると痛みがくる、股関節の前側や腰に痛みが走るなどと言われる人が多くみえます。
これは、腸腰筋が弱っているか硬くなっています。腸腰筋の中でも特に大腰筋が腰痛や股関節痛を引き起こしています。
腸腰筋は、大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉で構成されています。
腸腰筋は、骨盤の後部から始まり、腰椎に付着する筋肉です。この筋肉の過度の緊張や炎症、筋肉の損傷などによって、腰痛が引き起こされることがあります。
腸腰筋からくる腰痛は、以下のような症状を示すことがあります:
1. 腰部の痛み: 腸腰筋の炎症や緊張によって、腰部に鈍い痛みや強い痛みが生じます。この痛みは、一側の腰部に限局することもあります。
2. 腰部のこわばり: 腸腰筋の過度の緊張によって、腰部がこわばる感じが生じることがあります。動作や姿勢の制限を引き起こすこともあります。
3. 腰から下肢への放散痛: 腸腰筋の炎症や緊張が、腰から臀部、太もも、下腿部に痛みを放散させることがあります。このような場合、坐骨神経痛とも関連することがあります。
腸腰筋からくる腰痛の原因は、様々な要素によって引き起こされる可能性があります。例えば、長時間の座り仕事や悪い姿勢、筋肉の疲労、スポーツの過度な負荷などが挙げられます。また、腸腰筋そのものの問題、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの他の腰部の病態も、腸腰筋による腰痛を引き起こす可能性があります。
お客さんの多くは、座りっぱなしの仕事をしている人に多くみられます。
腸腰筋からくる腰痛の治療は、その原因や症状の重症度によって異なります。炎症や緊張を緩和するために、安静や温湿布、ストレッチや筋力トレーニングなど。早めのケアが重要となってきます。